空港での待ち時間を減らす、デルタ航空の施策

アメリカの空港では、セキュリティ・チェックの列での待ち時間が長いと不評です。

そこで、デルタ航空は、VIP搭乗者用の特別ゲートを拡大し、所定の料金を払えば誰にでもそのゲートを利用できるようにする、という方策を打ち出しました。

しかし、そのような方策は、通常の利用者へのますますの不満感に繋がるとして、一部の空港では、今回のデルタ航空の新方策の導入が取りやめにもなっており、物議をかもしています。

実は、アメリカの11箇所の空港では、”CLEAR”と呼ばれる、セキュリティ・チェック時間短縮のための登録制サービスがあります。
民間の会社によるサービスであり、年間179ドルの料金で、本人確認情報と、登録された虹彩・指紋の情報とをリンクさせてくれるというサービスです。
”CLEAR”に登録している人は、本人確認がスムーズに行えるので、CLEARスタッフの案内のもと、ほかの空港利用者を迂回して、スムーズに手続きを済ませることができるのです。

2016年4月にこの”CLEAR”社の株式を5パーセント保有したデルタ航空は、デルタ航空利用者に対する”CLEAR”利用の割引や、利用金額やマイルポイントに応じた無料でのCLEAR利用サービスなども計画中です。

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セキュリティ・チェックにおける待ち時間に対する利用者からの苦情を受け止めて、
今回のデルタ航空によるCLEAR利用促進施策を歓迎する声もあれば、
かえって利用者の不満感を大きくするとして懸念を示す声もあり、
空港によっても見解が分かれています。

本来であれば、民間の力を借りたり、特別ゲートを設けたりせずとも、スムーズにセキュリティ・チェックを済ませられる状態が理想ではありますが、安全性や信頼性の保証とのジレンマがありそうです。
ただ、このCLEARというサービス、わたしたちがアメリカの空港を利用する際にも覚えておくと便利そうですね。
デルタ航空の今後の施策の動きにも注目です。

引用:https://www.yahoo.com/news/airports-slow-deltas-plans-expand-vip-security-lanes-055430319–finance.html?nhp=1

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