くだもの消費量日本一のバナナが食卓から消える!?

バナナは好きですか?
日本でもそうですが、世界的に見てもバナナは人気の高い果物です。

バナナの日本での消費量

2年前の調査では、日本国内でバナナの消費量が一番多かった県は広島県で、年間一人あたり60本前後のバナナを消費しているそうです。
ただ、ここ最近では青森県がバナナの消費量が一番になっているようです(バナナサイダーなど有名)。

また、日本人が一人あたり(約1億3000万人)消費するバナナの量は年間約8.2kgで、昔はみかんが日本で一番食べている果物でしたが、今では日本で売られているどの果物よりも消費量が多いようです。

しかし、現在バナナが我々の食卓から消えてしまう危険性が示唆されています。

バナナを脅かすパナマ病

パナマ病という病を聞いたことがありますか?
初めて耳にした方は熱帯地方の病気か何かと想像してしまうかもしれません。

しかし、パナマ病は人間に猛威を振るう病気ではなく、バナナの病気なのです。

このパナマ病という病気は1950年代に東南アジアで世界の大半で扱われていたグロスミッシェルという種のバナナを絶滅に追いやっています。
因みにこの種は1965年を最後に世界で出回ることはなくなりました。

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バナナの歴史

バナナの栽培が始まったのは古く7000年前だとされ、発祥はオセアニアの島々であるとの研究がなされいます。
野生で生えていたバナナを人類はその手で試行錯誤し改良した結果、我々は今日のバナナをおいしく手にすることが出来るのです。

バナナは大きな収入源となり得ることに目をつけた経営者たちは南米にバナナ栽培のプラントを設立し、大きな富を築いてきましたが、パナマ病が彼らを悩ませ始めます。

前述にもあるグロスミッシェルの病気への耐性の低さからとって代わったのが、現在私たちがスーパーなどで良く手にしているバナナ、キャベンディシュという種類のバナナです。

しかし、このキャベンディシュという種のバナナもパナマ病には勝てなかったのです。

バナナの今後

オランダのヴァーへニング大学のケマ博士によると”キャベンディシュ種が絶滅してしまえば、替えの種が存在しない゛としています。
また、ある専門家は病気に耐えうる沢山の種類のバナナを開発していくことがパナマ病への解決策だと述べています。

またBnana Linkという世界のバナナの農場や農家で働く人々を支える団体のアリスター・スミス氏によればパナマ病に対処するための強い規制を作れないとしています。

理由はどこからでもパナマ病が広がる恐れがあり、汚染された土壌、感染した植物を持ち込む、汚染した土壌を歩いた靴で入ってしまうなどすればたちまち感染は広がり、抑制する手立てはないからです。

おわりに

いかかでしたか?
バナナ好きには耐えがたい話ですが、パナマ病が広がってしまえば私たちの食卓にバナナが並ぶ事がなくなります。
これからは数口でパクパクとバナナを食べず、いつバナナとお別れする事になってもいいようにしっかりと味わって食べましょう。
バナナが消えてしまうその日まで…。

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3520595/Yes-no-bananas-Virulent-fungal-Panama-Disease-threatens-wipe-crops-worldwide.html